池田名誉会長の『法華経 方便品・寿量品講義』を普及版として単行本化。
人類に希望を贈る“生きた哲学”法華経。
池田名誉会長は、戸田第二代会長の法華経講義を受講した若き日の感動から説き起こし、“正像末の法華経”“文底仏法の心”“勤行を読誦する功徳”など、大聖人の仏法の法華経観をわかりやすく解説している。
上巻では、「爾時世尊。従三昧。安詳而起」で始まる方便品の経文を通し、「一念三千」「開三顕一」「諸法実相」などの法理を踏まえ、人生や生活に即しながら縦横に講義を展開。また、寿量品講義では、「寿量品について」並びに本文講義の「爾時仏告」から「導利衆生」までを収録している。
広布に生きる人生の素晴らしさ、邪悪と戦う勇気、民衆の幸福を願う仏の慈悲--など、「人間主義」に貫かれた方便品のメッセージを、深く、闊達な筆致で語りかけている。
平和のため、民衆のため、世界を舞台に行動する仏法指導者の講義は、信心の珠玉の指針として、また現代社会への指標として感動を広げよう。
●著者/池田大作
●出版社/聖教新聞社
●発行年月日/2013年02月11日
●ISBN/9784412015043
●サイズ/B6判・並製
●ページ数/248
【上巻の主な内容】
講義にあたって
方便品講義
方便品について
爾時世尊。従三昧。――所不能知。
所以者何。仏曾親近。――意趣難解。
舎利弗。吾従成仏已来。――令離諸著。
所以者何。如来方便。――皆已具足。
舎利弗。如来知見。――未曾有法。
舎利弗。如来能。――仏悉成就。
止舎利弗。不須復説。――難解之法。
唯仏与仏。乃能究尽。――如是本末究竟等。
寿量品講義
寿量品について
爾時仏告。諸菩薩及。――神通之力。
一切世間。天人及。――那由佗劫。
譬如五百千万億。那由佗。――無量無辺。
爾時仏告。大菩薩衆。――阿僧祇劫。
自従是来。我常在此。――導利衆生。
引用・参照文献
|